マンション購入チェックリスト
契約前に必ず確認すべき15項目【保存版】
マンション購入で後悔する人の多くが「内覧のときに気づかなかった」「契約前に確認しておけばよかった」と話します。 この記事では、内覧から契約まで使えるチェックリストを15項目にまとめました。 物件探しの段階でブックマークしておき、都度確認することをおすすめします。
15項目の早見表
- 1駅からの実際の徒歩時間を自分で計測する
- 2生活利便施設(スーパー・病院・学校)を地図で確認する
- 3時間帯・曜日を変えて現地を複数回訪問する
- 4日当たり・採光を時間帯別に確認する
- 5建物の外観・共用部の状態を確認する
- 6部屋の収納量・間取りの使い勝手を実測する
- 7坪単価をエリア相場と比較する
- 8管理費・修繕積立金の月額と値上がり履歴を確認する
- 9購入諸費用(物件価格の3〜7%)を事前に把握する
- 10修繕積立金の積立残高・長期修繕計画を確認する
- 11大規模修繕の実施履歴と次回予定を確認する
- 12管理組合の議事録(直近3期分)を入手して読む
- 13複数の金融機関で住宅ローンの事前審査を取得する
- 14月々の実質住居費(ローン+管理費等)が年収の25%以内か確認する
- 15重要事項説明書の告知事項・権利関係を必ず確認する
📍 立地・周辺環境
駅からの実際の徒歩時間を自分で計測する
物件広告の「徒歩◯分」は80m/分で計算した最短ルートです。信号待ち・坂道・混雑を考慮した実際の時間は広告より1〜3分長くなることが多い。朝のラッシュ時間帯に実際に歩いてみるのがベスト。
夜間・雨天時・スーツケースを持った場合も意識して歩いてみる
生活利便施設(スーパー・病院・学校)を地図で確認する
毎日使うスーパーまでの距離は生活満足度に直結します。特に子育て世帯は保育園・小学校の位置と評判を事前に調べておくことが重要。災害時の避難場所や病院の場所も確認しておくと安心です。
ハザードマップも必ず確認(国土交通省のサイトで無料公開)
時間帯・曜日を変えて現地を複数回訪問する
平日昼間と週末夜間では雰囲気が大きく異なります。夜間の治安・照明・騒音(飲食店・工場・交通量)は昼の内覧では分かりません。少なくとも昼・夜の2回は現地に足を運びましょう。
近隣にカラオケ・パチンコ・幹線道路がないかも確認
🏢 物件・建物
日当たり・採光を時間帯別に確認する
内覧は多くの場合、日中の明るい時間帯に設定されます。冬至の日照シミュレーションは「日当たりくん」などの無料ツールで確認可能。南向きでも前の建物の影になれば暗くなります。
隣接する空き地・低層建物への建築予定計画も要確認
建物の外観・共用部の状態を確認する
エントランス・廊下・エレベーターの清潔さは管理レベルの指標です。汚れたポスト・荒れた植栽・放置された自転車は管理組合や住人のモラルを反映します。外壁のひび割れ・タイルの浮きも要チェック。
ゴミ置き場の整理状況・掲示板の内容も管理状態の目安
部屋の収納量・間取りの使い勝手を実測する
内覧時は図面の寸法を信じすぎず、実際に採寸することが重要です。特に冷蔵庫・洗濯機置き場・カーテンレールの幅は要実測。収納の奥行き・高さも、今の家具が入るかどうか確認しましょう。
コンセントの数・位置、携帯の電波状況も内覧時に確認
💴 価格・費用
坪単価をエリア相場と比較する
「価格が高い・安い」の判断は絶対額ではなく坪単価(万円/坪)でするのが基本です。同じ区内でも駅距離・築年数・階数で大きく変わります。30Labの物件診断ツールを使えば坪単価とエリア相場比を即座に確認できます。
坪単価 = 物件価格 ÷(面積㎡ ÷ 3.3)
管理費・修繕積立金の月額と値上がり履歴を確認する
管理費・修繕積立金はローン返済額に加わる固定費です。都内マンションでは月2〜5万円が相場ですが、築古の物件は修繕積立金の値上げが近い可能性があります。重要事項説明書で過去の推移を必ず確認しましょう。
管理費 + 修繕積立金の1㎡あたり月額が300円超は割高の目安
購入諸費用(物件価格の3〜7%)を事前に把握する
仲介手数料(物件価格×3.3%)・登記費用・住宅ローン手数料・火災保険料・引越し費用など、物件価格の3〜7%が別途かかります。6,000万円の物件なら180〜420万円が目安。頭金とは別に用意が必要です。
固定資産税の精算分(引渡日以降の日割り分)も契約時に支払いが発生
🏗️ 管理組合・修繕
修繕積立金の積立残高・長期修繕計画を確認する
積立金が少ない=将来的な一時金徴収リスクがあります。重要事項説明書に記載されている「積立金総額」と「長期修繕計画」を確認。計画通りの積立ができていない場合は注意が必要です。
国交省ガイドラインでは1㎡あたり月200〜300円が適正とされる
大規模修繕の実施履歴と次回予定を確認する
マンションは一般的に12〜15年周期で大規模修繕が行われます。直前に大規模修繕が終わった物件は建物の状態が良く、当面の追加費用リスクが低い。次の大規模修繕時期が3〜5年後に迫っている場合は積立状況を精査しましょう。
外壁補修・防水工事・給排水管の更新状況も確認
管理組合の議事録(直近3期分)を入手して読む
管理組合の議事録には、建物の問題・近隣トラブル・修繕積立金の見直し議論など重要な情報が記載されています。仲介業者に依頼すれば閲覧・入手が可能です。問題案件が多い・会合が機能していないマンションは要注意。
住民間トラブルの記録・ペット可否の変更履歴なども議事録で確認可能
🏦 住宅ローン・資金
複数の金融機関で住宅ローンの事前審査を取得する
住宅ローンの事前審査(仮審査)は1〜2行だけで決めると損をする可能性があります。銀行によって金利・審査基準・優遇条件が異なります。モゲチェックのような一括比較サービスを使えば、最短3分で複数行を比較できます。
事前審査は複数行に申し込んでもブラックリストには載らない
月々の実質住居費(ローン+管理費等)が年収の25%以内か確認する
「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」が重要です。ローン返済額+管理費・修繕積立金の合計が月収の25%以内であれば安全圏です。30%を超えると家計が苦しくなるリスクが高まります。
30Labのマンション診断ツールで安全購入価格をすぐ計算できます
📄 契約・重要事項
重要事項説明書の告知事項・権利関係を必ず確認する
「事故物件」「境界線の問題」「再建築不可」「土壌汚染」「暴力団事務所の近隣」など、重要事項説明書には開示義務のある情報が記載されています。署名捺印の前に不明点はすべて質問しましょう。ローン特約(ローンが通らなかった場合の契約解除条項)の有無も必ず確認。
重要事項説明は宅建士が行う義務あり。分からなければその場で質問してOK
💡 予算チェックを自動化
チェックNo.7・No.14はツールで即確認できます
坪単価のエリア相場比較(物件診断)・安全購入価格の算出(マンション診断)を無料で。
⚠️ チェックリストを使う際の3つの注意点
⚠️ 内覧は「感情的になる前」に確認する
気に入った物件を内覧すると、興奮して細かいチェックが甘くなりがちです。内覧前にこのリストを印刷または保存しておき、机上で確認する癖をつけましょう。
⚠️ 「後で確認すればいい」は危険
マンション購入は時間的プレッシャーがかかります。「人気物件なので早めに決断を」と急かされても、チェックリストをクリアするまでは署名しないことが原則です。
⚠️ 仲介業者は売り手の味方であることを忘れない
仲介業者は成約すると手数料が発生します。「問題ない」という回答を鵜呑みにせず、自分で確認できることは自分で確認しましょう。第三者の建物診断(ホームインスペクション)の活用も検討してください。
たろう|都内マンション研究中
大企業勤務・アラサー・東京都在住
「年収はある程度あるが、都内マンションを本当に買っていいか判断できない」という自身の経験からこのサイトを制作。 複数の不動産会社・銀行・FPへのヒアリングをもとにコンテンツを作成しています。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の物件・金融商品の購入を推奨するものではありません。 チェックリストはあくまでも参考情報です。実際の購入判断は、宅建士・FP・金融機関などの専門家にご相談ください。